インストール - Windows
このドキュメントでは、Windows上にU3Vカメラ用ソフトウェア開発環境をインストールする手順について説明します。
目次(クリックで各項目へ)
- SDKインストール
- C++ ユーザ
- インストール手順
- 環境変数の設定
- アンインストール手順
- Python ユーザ
- インストール手順
- アンインストール手順
- C++ ユーザ
- WinUSB インストール(初回のみ)
C++ ユーザ
期待される環境
このドキュメントでは、以下の環境を前提としています。
- OS: Windows 10/11、64ビット版
- 開発環境(いずれか)
- C++: Visual Studio 2019/2022 (17.09 or earlier)
- ハードウェア:
- USB3.0互換USBポート x2
- 実行時依存ファイル
MSVC 2022(17.10以降)を使用している場合は、OpenCV 4.10.0以降を公式ウェブサイトからインストールしてください。
DLLライブラリがあるディレクトリをPATH
環境変数に追加するのを忘れないでください。詳細はOpenCVのアップデートを参照してください。
Sensing-devソフトウェアパッケージ
上記のWindows C++版パッケージスクリプトをダウンロードするか、こちらからダウンロードしてください。
PowerShellターミナルを開いてスクリプトのあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください。
.\installer.ps1
OpenCVをまだインストールしておらず、チュートリアルなどでご利用になりたい方はオプションに-InstallOpenCV
とつけてください。
同様に、Gstreamerのツールとプラグインが必要な場合はそれぞれ-InstallGstTools
と-InstallGstPlugins
のオプションをご利用ください。
以下のコマンドはすべてのコンポーネントをインストールするための例です。
.\installer.ps1 -InstallOpenCV -InstallGstTools -InstallGstPlugins
-InstallOpenCV
: OpenCV をインストールするためのオプションです。-InstallGstTools
: Gstreamer のツールをインストールするためのオプションです。-InstallGstPlugins
: Gstreamer のプラグインをインストールするためのオプションです。
デフォルトのインストールパスは"C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\sensing-dev"
です。
次のエラーが表示された場合:
installer.ps1 cannot be loaded because running scripts is disabled on this system
PowerShellはスクリプトの実行を許可していない可能性があります。その場合、次の例のように-ExecutionPolicy Bypass
オプションを追加してください。
powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File installer.ps1
環境変数の設定
installer.ps1スクリプトを実行すると、SDKが必要とする環境変数%PATH%
と%SENSING_DEV_ROOT%
を自動的に設定しますので、このステップをスキップできます。
ただし、デフォルトのパスを変更したり、パッケージの場所を移動した場合は、こちらの手順で手動で設定する必要があります。
アンインストール手順
次のコマンドを実行することで、installer.ps1によってインストールしたSDKのすべての構成物と設定された環境変数が削除されます。
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/Sensing-Dev/sensing-dev-installer/releases/download/v25.01.02/uninstaller.ps1 -OutFile uninstaller.ps1 -Verbose; powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File ./uninstaller.ps1
Python ユーザ
必要なもの
- OS: Windows 10/11, 64 bit version
- Development environment (One of them)
- Python >=3.10
- Hardware:
- USB3.0 compatible USB port x2
- インストールのためのツール
- Microsoft C++ Build Tools
- Windows SDK
- Winget (Windows 10 ユーザの方のみ) Microsoft Storeからインストール可能
- 実行時依存ファイル
もし以前Sensing-Dev v24.05、またはそれよりも前のバージョンで紹介されていたpythonモジュールをお使いの場合、以下のコマンドを実行して古いバージョンの依存ライブラリを削除してください。
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/Sensing-Dev/sensing-dev-installer/releases/download/v25.01.02/uninstaller.ps1 -OutFile uninstaller.ps1 -Verbose; powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File ./uninstaller.ps1
また、v24.09以降はion-pythonの代わりにion-contrib-pythonを使用しています。次のコマンドを使って、ion-pythonをアンインストールしてください。
pip uninstall ion-python -y
カメラの制御をコンソールから行うことのできるarv-toolなど、Sensing-Devの機能をすべて使うためには C++ 版のインストールが必要です。
依存モジュール
Sensing-Devから提供されるPythonモジュールを使用するのにPyGObjectが必要となります。
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/Sensing-Dev/sensing-dev-installer/releases/download/v25.01.02/pygobject_installer.ps1 -OutFile pygobject_installer.ps1 -Verbose; powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File ./pygobject_installer.ps1
インストール手順
aravis-python、gendc-python、ion-contrib-pythonをインストールすることでSensing-Devの提供するチュートリアルやツールがご利用いただけます。opencv-pythonのインストールは任意ですが、一部のチュートリアルで必要になります。
pip3 install -U pip
pip3 install aravis-python==0.8.31.dev1
pip3 install ion-contrib-python==3.2.7
pip3 install gendc-python==0.4.1
pip3 install opencv-python
アンインストール手順
上記の手順でインストールしたPythonモジュールをアンインストールしたい場合は以下のコマンドを実行してください。
pip3 uninstall aravis-python ion-contrib-python gendc-python PyGObject -y
U3VデバイスにWinUSBドライバをインストール
U3Vカメラデバイスがホストマシンに初めて接続される場合にのみ、この手順が必要です。
- WinUSBを対象のUSBデバイスに適用するには、デバイスのベンダーIDとプロダクトIDを知る必要があります。タスクバーの検索ボックスに「device manager」と入力し、メニューからDevice Managerを選択して、U3Vカメラデバイスを確認してください。
画像には、ホストマシンに接続された2つの未知のU3Vカメラデバイスが表示されており、WinUSBドライバをインストールする必要があります。
U3Vカメラデバイスをダブルクリックし、ポップアップウィンドウの詳細タブを選択します。ドロップダウンメニューからハードウェアIDを選択し、VID_
の後にベンダーIDを、PID_
のあとにプロダクトIDを確認することができます。下記の例では、それぞれ2676
とBA03
です。
- 次のコマンドを実行します。このコマンドは、ステップ1で確認したベンダーIDを使用して、PowerShellコンソールで実行します。 このプロセスには、アカウントに管理者権限が必要であり、最大で5分かかる場合があります。
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/Sensing-Dev/WinUSB-installer-generator/releases/download/v24.02.02/generate_and_apply_WinUSB.ps1 -OutFile generate_and_apply_WinUSB.ps1 -Verbose; powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File ./generate_and_apply_WinUSB.ps1 <Vendor ID> <Product ID>
実際の値を<Vendor ID> や <Product ID>に代入する際、カッコ(< >)の記載は不要です。
- U3Vカメラデバイスにおける各IDの例
<Vendor ID> | <Product ID> | |
---|---|---|
Basler daA1280-54uc | 2676 | BA03 |
Sony Kizashi1.2 | 054C | 0D7D |
- 再度デバイスマネージャーを開き、デバイスを右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選択してください。

- チェックボックスをクリックして、「アンインストール」をクリックしてください。

- 「操作」を開き、「ハードウェア変更のスキャン」をクリックしてください。

もしデバイスが未知のデバイスとして表示されているなら、成功です!WinUSBドライバーは正常にアンインストールされました!